改良土について
改良土とは、建設工事で発生した建設発生土に水分調整、粒度分別、
生石灰添加などを施した土の事を言います。
改良土の特徴
・含水比の低下による作業性の向上
・炭酸カルシウムの皮膜を形成し、水分を浸透させにくい
・土粒子の凝集、団粒化により電気的作用による流動化を防ぎ、
地盤の支持力が向上
・一軸圧縮強度や締固め密度の特性が向上、また長期にわたる強度の安定
・早期強度発見により、施工性や作業効率の向上
・セメント性固化材と違い、再掘削が可能
・アルカリ性を示すため、雑草が生えにくい
利用用途
・配管工事埋戻し材料
・道路路床材
・遊歩道など土舗装、グラウンド材料
・宅地造成、農用地の盛土材
・液状化防止埋戻し材
・橋台裏込め材